時期としては11月~1月上旬までに行う作業で、少し記事を書くのが遅くなってしまいました。
大分では開花から330日かけて樹上で成熟させた不知火を「デコ330(JAブランド名)」と呼んでいます。
不知火の露地栽培。3月完熟で採取を試みると、雨によりデコの部分が「水腐れ」を起こし商品比率が低くなります。
水腐れを予防するために木一つ一つをビニールで覆い、「雨除け栽培」を行います。
そのビニールかけの作業を行いました。写真ではわかりづらいですが、ただかけるだけだと熱がこもりすぎて痛みの原因になるので、かけた後通気のためにビニールに少し切れ目を入れています。
ビニールハウスでの栽培を行っているところもあります。
当農園のようにハウスではなく、直接ビニールをかけるメリットとしては、雨がビニールを伝って落ちるので、ちょうど根の先部分周辺に水分が行き、木の成長をより助けるという点があります。
みかんの木の根は葉の下まで伸びています。堆肥や肥料を撒くとき、円を描くように撒くのでその様子を紹介できればわかりやすいかもしれません。