先日ポンカンの剪定作業を行いました。剪定作業は素人目に難しい作業ですが、理屈が分かりやすいので個人的には好きな作業です。
剪定、不要な枝を切ることですが、マニュアル的にはこんな感じです。
剪定の主な目的は、木の内部まで光が入るように枝の配置を行うこと。マニュアルだけではなかなか難しいこともあり、知り合いの農家さんにポイントをいろいろ聞きました。
そこで習ったことで自分が感じた大きなポイントは『あくまで作るのは「みかんの木」ではなく、「みかん」』だということ。盆栽のように奇麗な形の木を作るんではなく、みかんができる上で日当たりや枝のこすれあいで傷つくこと無いようにすると。
その結果が具体的に、これらもアドバイスでいただいたことですが、「向こう側が透かせるぐらい枝を減らす」ことだったり、「日当たりをよくするために▲のような形を作る(文章での説明難)」等に繋がってくると感じました。他にもアドバイスいただいてますが、文章での説明難なので割愛。
そんな感じでまだまだ勉強中ですが、今年のポンカン剪定前後を。剪定前。
切る枝は木全体の20%程度にとどめる(マニュアルより)らしいです。地面を見ればそこそこ切ってるのが分かるかと思います。切った後の枝は20cm以内ぐらいに細かく小さくしていけば、土に還りやすい。これ忘れがち。
剪定作業はこれで「剪定作業終わり!」という感じではなく、一回回っただけでは剪定しきれないので、全体的にやっておいて見つければできれば早めにその都度切っていくことも必要だと感じます。みかんの枯れ枝は即切ることもあり。写真見ても、もうちょっと切りたい枝がある気がします。
あと個人的には、選定に「電動ばさみ」はもはや必須です。通販サイトなどでそんなに高い値段でなく買えます(2万以下)。バッテリー1つで5時間ぐらい持つので十分かと。枝が新しく柔らかいこともありますがこのぐらいの太さなら切れます。枝切る動画注意。
ただ持ち歩きには従来の腰につけれる普通の剪定ハサミのほうが持ち運びしやすくて便利なので、使い分けしていきたいですね。枯れ枝は常に切る。
今回は剪定作業(普通編)でしたが、3月には剪定作業(自称世界一編)をUP予定です。津久見みかん遠藤農園の温州ミカンの剪定はかなり珍しいもののようです。