当農園のみかんの苗木の畑への植え付けは大体6月上旬、梅雨に入る前に行います。
調べてみると一般的には3月下旬から4月上旬に植えるそうです。当農園もそれぐらいの時期に苗木を購入し、一時的な場所に植えておいてから畑に移植するのが6月上旬、梅雨前です。
畑の準備として5月ぐらいに穴を掘ります。スコップの先端が埋まるぐらい。写真の穴はちょっと大きいかもしれません。
この穴掘りの作業、雨の次の日にやるのと普通に晴れの日にやるのはすごく疲労感が違います。
苗木の穴に肥料を入れるか?結構農家さんによっても違うようです。当園はこの5月の段階で肥料を入れて置き、一ヶ月ほどなじませます。
6月になって苗木を移植、その際は大量の水を使います。水をやりすぎてもやりすぎることは無いので水と土で苗木を植え付けます。
根が広がっていることからどうしても根の下などに空洞が出来がちなので、棒状のもので土を突き刺すように耕して、
土がちゃんと入り込み空洞ができないように気を付けます。
残念ながらスマホ(カメラ)が泥だらけになるのを避けるために植えつけ時の写真は割愛。来年覚えていたらがんばります。
温州の苗木。見通しの良い所にも植えました。
肥料の袋で簡単な雑草対策。どちらかというと除草剤がかからないようにする意味合いが強いです。
うさぎに幹を齧られたりすることもあるそうなので、囲ってる農家さんも見かけます。うちはきっと大丈夫なはず。
こちらは去年農家を継いだ直後に植えたサンクイーンの苗木。元気に育っています。
あと苗木は実ではなく木の成長に栄養を行かせるため花がついたら全部落とします。この花摘みの作業は結構大変です。
去年の作業の様子。
実が取れるようになるまで4年~と言ったところでしょうか。焦らず気長にのんびりやっていきます🍊。