連絡が少し遅くなりましたが、ついに普通のみかんことサンつくみの収穫を開始しました!
今年は全国的に「裏年」にあたるので、みかんの収穫が少ないそうです。
当園は畑を二分して隔年結果対策していますが、それでもみかんの成りが少し少ない様にも感じます。
7.8月の猛暑、酷暑の影響かもしれません。しかしその分甘く仕上がっています!
直ぐ出荷することもできるのですが、少し我が家の倉庫で保管します。選別もあります。
今まではなんとなく、「1.2週間ほど倉庫で置いた方が美味しい」と聞いてましたが、
農協の方に具体的な理由を教わる機会がありました。
収穫後のかんきつ類を貯蔵する際、1週間から2週間程度風通しの良い環境下で果皮を乾燥させる作業を「予措(よそ)」といいます。
収穫直後の果実は水分が多く、予措により果実重量が2%から5%減量するまで水分を飛ばし果皮を乾かすことで、
果実の腐敗や果皮による果肉内の水分消耗を防ぐ…とのことです。
「果皮による果肉内の水分消耗を防ぐ」というのは、要はみかんの実、食べる部分の水分を皮が吸ってしまって、
実の水分が少なくなっておいしくなくなるのを防ぎます。みかんは収穫した後も生きています。
併せて、温州みかんは貯蔵によりクエン酸(酸味)が減少するので甘くなる…という事もあります。
なので大体12月中旬の販売案内になると思います。
あと、恐れていましたが、鳥獣被害、主にカラスの被害も出ました。
青いネットをかけていても、その上から食べられてしまいました…
ただ、カラスがいっぱい食べるほど、今年のおいしいともいえます!
カラスは特に美味しいみかんを狙ってきます。肥料などやらず、放置されている畑のみかんにはあまり寄り付きません。
海の見える段々畑からのおいしいみかん。もうすぐ皆様にお届けできます。
もうしばらくお待ちください!